デジタル紙文化

伝統とテクノロジーの融合

紙文化国際交流協会は、伝統的な紙文化とデジタル技術を融合させた革新的な取り組みを世界に先駆けて展開しています。

千年以上の歴史を持つ和紙文化と先端のデジタルテクノロジーを組み合わせることで、紙文化の新たな可能性を切り拓き、次世代に継承しやすい形で伝統文化を発展させています。

ARやVR、デジタルアーカイブ、デジタルファブリケーションなど、様々な技術を活用し、紙の物理的な性質と仮想空間の自由さを融合させた新しい表現や体験を創造しています。

「VR和紙体験」デモ映像

活用する主要技術

拡張現実(AR)

スマートフォンやタブレットを通して、実際の紙工芸品に仮想情報を重ね合わせる技術を活用。作品の制作過程や歴史的背景など、目に見えない情報を視覚化します。

  • 和紙製造工程AR体験
  • ARアート展示
  • 教育用AR教材開発

3Dスキャンと印刷

伝統的な紙工芸品を高精細な3Dスキャンでデジタル保存し、3Dプリンティング技術で再現。貴重な文化財の記録や、革新的な創作活動に活用しています。

  • 紙文化財のデジタル保存
  • 3Dプリントと和紙の融合作品
  • 触れる複製品の制作

デジタルアーカイブ

失われつつある伝統技術や貴重な紙文化資料を高精細デジタル技術で記録し、永続的に保存・公開。学術研究や教育目的に広く活用されています。

  • 8K超高精細デジタルアーカイブ
  • 伝統技術のモーションキャプチャー
  • オープンアクセスデータベース

活用テクノロジー

AR/VR 3Dスキャン 3Dプリンティング モーションキャプチャー 8K映像 レーザーカッター プロジェクションマッピング AI画像解析 デジタルファブリケーション

体験デモ

紙工芸AR体験

紙工芸AR体験

スマートフォンをかざすと、実物の和紙工芸品が動き出し、制作過程や歴史を学べる。

AR体験QRコード

QRコードをスキャンしてAR体験を試す

VR和紙工房体験

VR和紙工房体験

VRヘッドセットを装着して、伝統的な和紙製造工程を仮想体験できるプログラム。

体験予約

協会の文化交流センターで体験可能です

主要プロジェクト

デジタル和紙アーカイブ

2019年開始 / 継続中

日本全国の伝統的な和紙製造技術と貴重な和紙資料を8K超高精細映像でデジタル記録・保存するプロジェクト。現在48地域の和紙をアーカイブ化。

進捗状況: 65% 目標: 全国70地域

和紙×テクノロジーアート展

年2回開催

伝統的な和紙とデジタル技術を融合させたアート作品の展示会。プロジェクションマッピング、インタラクティブアート、3Dプリント和紙作品などを展示。

次回開催: 2023年秋季展 会場: 東京・大阪・京都
出展作品数: 約30点 招待アーティスト: 15名

デジタル和紙教育プログラム

2020年開始 / 継続中

学校教育向けにデジタル技術を活用した和紙文化学習ツールを開発・提供するプロジェクト。ARアプリ、バーチャル和紙工房、教育用動画コンテンツなど。

導入校数: 183校 目標: 500校

国際デジタル紙文化フォーラム

年1回開催

世界中の紙文化とデジタル技術の専門家が集まり、最新の研究成果や実践事例を共有する国際フォーラム。オンラインと対面のハイブリッド形式で開催。

次回開催: 2023年11月 参加国: 15カ国以上
予定発表数: 50件 参加者数: 約500名

技術協力パートナー

テクノロジーパートナー1

次世代デジタル博物館研究所

テクノロジーパートナー2

日本VR文化協会

テクノロジーパートナー3

国際デジタルアーカイブ連盟

テクノロジーパートナー4

クリエイティブテクノロジー財団

デジタル紙文化を体験しませんか?

協会の文化交流センターでは、様々なデジタル体験が可能です。