紙を通じて世界をつなぐ
紙文化国際交流協会では、紙文化を軸とした国際交流活動を通じて、異文化理解と友好関係の促進に取り組んでいます。
日本の伝統的な紙文化と世界各国の紙文化との交流を促進し、相互理解を深めるプログラムを実施しています。文化の違いを尊重しながらも、紙という共通の素材を通じて国境を越えた対話と協力を実現しています。
また、国際的なネットワークを構築し、紙文化に関する知識や技術の交換、共同研究、人材交流などを積極的に推進しています。
世界中に広がるネットワーク
国際パートナーシップ
世界15カ国以上の紙文化関連機関と公式なパートナーシップを締結し、定期的な情報交換や共同プロジェクトを実施しています。
- 国際紙文化連盟(IPCF)との連携
- 各国紙博物館とのネットワーク構築
- 学術機関との共同研究体制
人材交流プログラム
海外からの研修生受入れや日本人専門家の海外派遣を通じて、紙文化に関する知識と技術の国際的な交流を促進しています。
- 国際研修生プログラム
- 専門家交換プログラム
- 文化大使プロジェクト
多言語情報発信
紙文化に関する情報を10言語以上で発信し、世界中の人々が日本の紙文化を理解し、アクセスできる環境を整えています。
- 多言語ウェブリソース
- 国際会議・シンポジウム
- 翻訳出版プロジェクト
主要国際交流プログラム

国際紙文化フェスティバル
隔年で開催される世界最大規模の紙文化の祭典。各国の伝統的・現代的な紙工芸作品の展示、ワークショップ、シンポジウムなどが行われます。
次回開催: 2024年春(東京)

紙文化国際会議
紙文化の研究者、実践者、教育者が集まり、最新の研究成果や実践活動を共有する学術会議。論文発表、パネルディスカッション、ワークショップなどを行います。
次回開催: 2023年11月(オンライン・ハイブリッド形式)

紙アーティスト交換プログラム
日本と海外の紙アーティストが互いの国で滞在制作を行い、作品発表や技術交流を行うレジデンシープログラム。文化の相互理解と創造的な協働を促進します。
プログラム期間: 年に2回(春・秋)各3ヶ月間

子どもの紙文化交流プロジェクト
世界各国の子どもたちが紙を通じて交流するプログラム。手紙の交換、共同アート作品の制作、オンラインワークショップなどを通じて、異文化理解と友情を育みます。
参加対象: 6歳~15歳の子どもたち
国際交流プログラム参加者の声

Maria Garcia
スペイン / 紙アーティスト
"日本の和紙職人から学んだ技術は、私の創作活動を根本から変えました。伝統と革新の融合を体験し、今では私のアート作品にスペインと日本の文化的要素を取り入れています。この交流プログラムは、私のキャリアの転機となりました。"

李 明
中国 / 紙文化研究者
"日中の紙文化の比較研究を行う上で、このプログラムは貴重な機会となりました。両国の紙製造技術の違いだけでなく、文化的背景や哲学的意味も深く理解することができました。国際的な視点で研究を続けるきっかけになっています。"

John Smith
アメリカ / 教育者
"私の学校の生徒たちは、日本の子どもたちとの紙文化交流プログラムを通じて、教室だけでは学べない価値あるレッスンを学びました。異文化理解だけでなく、環境問題や持続可能性についても考えるきっかけとなり、素晴らしい教育的効果がありました。"